脇役上等!?生徒会!



眞佳(隊長)の許可はなくても多分怒られない。

眞佳は時雨の力を認めていたし、嵐燕 討伐部隊勧誘リストに眞佳自ら時雨の名前を書き込んでいたくらいだから。

ちなみに、ほかの部隊はそうではないけど眞佳率いるS部隊は完全なる勧誘制度。

つまり眞佳の目に止まったものしか入れない決まり。

たまに、僕が推薦することもあるけどね。



「行きます。」


『よし、じゃあ行こう。』



僕が担当するのは寮側の大きな邪気が溜まってる二箇所。
他にも細々としたのはあるけど、発生源が大きな二箇所だから、そこを消しさせすればほかの所は問題ない。



『時雨、僕が張る結界から出ないでね。』


「‥‥はい。」



邪気の根源に踏み入れると結界の中でも重くなる空気。



「‥‥っ、これは‥‥…っ?」


『邪気だよ。
この学園の周りは魔物で一杯なのは知ってるでしょ?』


「はい。」


『最近の話なんだけど、そいつらの邪気がこの学園内の4箇所に少しずつ溜まってるみたいなんだ。』


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