双子の狂愛【短編】
星夜も泣きそうだった。
拘束もといてくれた。
私は、二人を抱きしめた。
悲しくないように。泣かないように。

「だい…じょうぶ…だよ…
私は…ふたりを…置いて…いかない」

結局、二人は泣いてしまった。
でも、泣いた後は綺麗に笑ってた。
その日は、一緒にお風呂に入った。
そして、一緒に寝た。

星・月 「おはよう(ニコ)」

あぁ、私はこの笑顔を守りたいんだ。
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