風の言の葉(詩)
無情な時間
平穏な空の下

おだやかな流れの中

無数に繰り返される

出会いと別れ


君との出会いもその中の

たったひとつにしか

すぎないのなら

そんな運命を

この手で変えたかった

君のモノになりたかった

愛されたかった



あの日から蓄積されて

滞る想いは置き去りに

無情な時の流れは

この身を未来へと

押し流していく

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