風の言の葉(詩)
タイムリミット
どれだけ忘れようとしたって

君の優しい記憶を消すことなんて
できない

輝きを増して駆けていく君を
諦めて、見送ったフリをして

罪をもって君の記憶を消そうかとも
考えた


罪悪感の中で、虚しさだけが
心を支配する

もうごまかすことなんて
できない

タイムリミットは
容赦なく迫ってくる
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