風の言の葉(詩)
久遠の痛み
ねぇ、例えば君の記憶を葬ったとしても
きっと君を忘れることなんてできなくて
残像が僕を苦しめ続けるのだろう

広い草原の中で強く咲く大輪の花
やっと見つけたのに
君にとっての僕は嫌になるくらい存在する
人間の中の一人でしか
ないんだろう

この世の全ては移ろうもの
季節も人の心も

それでも僕の心は変わってくれないんだ

どうしたらいい?

消えない痛みは
君を心から愛していた証

君の手で終わらせてほしいよ
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