風の言の葉(詩)
夏の記憶
君がキレイだと言った夕暮れの空

今でも見る度、泣きそうになる

あの夏、ふたりを包んだ風は記憶のなか

今も君は覚えていますか?

出逢えばいつかは別れがくるもの

そう自分に言い聞かせても

少しも心晴れなくて

それでも時間が癒してくれた分

今は遠くなってしまった君が今

笑っているなら

私は幸せだと思える
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