俺を好きにならないで
「颯!何ちんたらしてるのよ!」
「ごめん姉貴。だってこれ重いんだもん」
「いいから運んで」
「ってあれ?湊。今日お出かけじゃなかっ……ああっ!!」
そして彼は私の存在に気づいた。
「君!あの時のテディベアの子!!」
颯と呼ばれるその男性は、以前テディベアを譲ろうとしてくれた人だった。
「え?なに?知り合い?」
「姉貴!前に話したじゃん。テディベアを全力で持ってきてくれた子がいたって」
「言ってたわね」
「この子!この子だよ!まさか、こんなところで会えるなんて」
私もまさかここで会えるなんて思わなかった。
ということはこの颯さんは深見くんのお兄さんということになるのだろうか。
「ごめん姉貴。だってこれ重いんだもん」
「いいから運んで」
「ってあれ?湊。今日お出かけじゃなかっ……ああっ!!」
そして彼は私の存在に気づいた。
「君!あの時のテディベアの子!!」
颯と呼ばれるその男性は、以前テディベアを譲ろうとしてくれた人だった。
「え?なに?知り合い?」
「姉貴!前に話したじゃん。テディベアを全力で持ってきてくれた子がいたって」
「言ってたわね」
「この子!この子だよ!まさか、こんなところで会えるなんて」
私もまさかここで会えるなんて思わなかった。
ということはこの颯さんは深見くんのお兄さんということになるのだろうか。