俺を好きにならないで
「はっ!!!」
ミスったーっ!!
私普通にココア王子って言ってた。
ここでやっと自分の間違いに気づいた私だったが時すでに遅し。
完璧に本人に聞かれた。というか問われた。
「あの、えっと」
何もフォロー出来ない。
ならいっそのこと、開き直った方が良い?
「ふふっ。君、面白いね?」
そんな私をよそに、ココア王子……もとい、深見くんが肩を震わせて笑っていた。
「湊がこんなに笑うなんて、珍しい」
美形さんが物珍しそうに彼を見るが、それにしたって、そんなに笑わなくたって良くない?
ミスったーっ!!
私普通にココア王子って言ってた。
ここでやっと自分の間違いに気づいた私だったが時すでに遅し。
完璧に本人に聞かれた。というか問われた。
「あの、えっと」
何もフォロー出来ない。
ならいっそのこと、開き直った方が良い?
「ふふっ。君、面白いね?」
そんな私をよそに、ココア王子……もとい、深見くんが肩を震わせて笑っていた。
「湊がこんなに笑うなんて、珍しい」
美形さんが物珍しそうに彼を見るが、それにしたって、そんなに笑わなくたって良くない?