俺を好きにならないで
「えっと。あの、そちらの美形さんのお名前は……?」
とっさに思いついた内容だった。
でもまあ、名前を聞きておくのは別に悪い事じゃないから覚えているうちに聞くことにした。
「美形って……俺?俺は長谷川!長谷川侑李。宜しくね。えーっと……何さん?」
「あ、名前言ってなかったですね」
うっかりしてた。
ココア王子……深見くんのことで頭がいっぱいだったため今更、自分の名前を言っていなかったことに気づいた。
「私は小森 美紅です」
「へぇ、美紅ちゃんね。宜しく」
最初は親切な人だなと思ったがこの数分で彼の印象は随分と変わった。
どうやら長谷川くんはチャラい分類に入るようだ。
さっきから妙に距離が近いなぁとは思ってたけど、手を握って来たよ彼。
まぁ、挨拶だからかもしれないけど。
「そっち子は?さっきからがずっと喋らないけど何さん?」
そんなチャラい長谷川くんは当然のごとく、りっちゃんにも声をかけた。
とっさに思いついた内容だった。
でもまあ、名前を聞きておくのは別に悪い事じゃないから覚えているうちに聞くことにした。
「美形って……俺?俺は長谷川!長谷川侑李。宜しくね。えーっと……何さん?」
「あ、名前言ってなかったですね」
うっかりしてた。
ココア王子……深見くんのことで頭がいっぱいだったため今更、自分の名前を言っていなかったことに気づいた。
「私は小森 美紅です」
「へぇ、美紅ちゃんね。宜しく」
最初は親切な人だなと思ったがこの数分で彼の印象は随分と変わった。
どうやら長谷川くんはチャラい分類に入るようだ。
さっきから妙に距離が近いなぁとは思ってたけど、手を握って来たよ彼。
まぁ、挨拶だからかもしれないけど。
「そっち子は?さっきからがずっと喋らないけど何さん?」
そんなチャラい長谷川くんは当然のごとく、りっちゃんにも声をかけた。