俺を好きにならないで
声のした方、つまりは後ろを振り返ってみるとそこには見たことのない綺麗な面立ちの男の人がいた。
ミルクティー色のさらさらヘアーでスラっとした見た目。
少しふんわりとした雰囲気の中にミステリアスな部分が入り交じってるような。
私が彼に感じた最初の印象はこんな感じだった。
「君、ココアが飲みたいの?」
「え!?どうしてわかったんですか?」
「売り切れているのはココアだけだし、きっとココアが飲みたかったんだろうと思った」
私の考えを読まれている。
見ず知らずの方にそこまで考えを読まれているなんて……なんだか恥ずかしい。
「よ、よくご存じで。でも売り切れなんでお茶を買うことにします」
そういって小銭を入れようとしたときだった。
「だめ」
彼はそういって私の手(小銭を持った手)を握ってきた。
ミルクティー色のさらさらヘアーでスラっとした見た目。
少しふんわりとした雰囲気の中にミステリアスな部分が入り交じってるような。
私が彼に感じた最初の印象はこんな感じだった。
「君、ココアが飲みたいの?」
「え!?どうしてわかったんですか?」
「売り切れているのはココアだけだし、きっとココアが飲みたかったんだろうと思った」
私の考えを読まれている。
見ず知らずの方にそこまで考えを読まれているなんて……なんだか恥ずかしい。
「よ、よくご存じで。でも売り切れなんでお茶を買うことにします」
そういって小銭を入れようとしたときだった。
「だめ」
彼はそういって私の手(小銭を持った手)を握ってきた。