俺を好きにならないで
「俺が侑李の相手をしておくから、買い物に行っておいで」



しかも長谷川くんの相手もしてくれるという。

深見くんの優しさを感じながら私は素直に彼に頼ることにした。



「ありがとう。宜しくね?」


「任せて」



長谷川くんは深見くんに預けて、私はご立腹のりっちゃんを連れて学校をあとにした。
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