俺を好きにならないで
それに、プレゼントも用意した方がいいよね?


どんなものがいいだろうか。


それを探すのも楽しそうだ。


少しだけぬるくなったココアを飲みながら私は妄想を膨らませた。



「美紅」



不意に名前を呼ばれ、妄想の世界から現実へと帰ってくる。
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