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「俺がこんなじゃなきゃ、お前も普通にして毎日笑ってられたかもな。お前の泣き虫は俺の所為だ」
こんなに自信のない佑也を見たのは初めてだった。あたしは真っ直ぐ佑也を見た。
「あたしは佑也のおかげで、泣いたり笑ったりしてる。佑也に会えなかったらあたしに今日なんてなかったよ」
佑也はずっと天井を見ていた。そのまま話し始めた。
「俺さ、考え直した。神様はさ俺のことが好きなんだよ。だからきっと呼ばれたんだ」
「神様なんていねーってば」
「いいか、お前は生きろ」
「うん」
それからあたしは頷くことしかできなかった。
こんなに自信のない佑也を見たのは初めてだった。あたしは真っ直ぐ佑也を見た。
「あたしは佑也のおかげで、泣いたり笑ったりしてる。佑也に会えなかったらあたしに今日なんてなかったよ」
佑也はずっと天井を見ていた。そのまま話し始めた。
「俺さ、考え直した。神様はさ俺のことが好きなんだよ。だからきっと呼ばれたんだ」
「神様なんていねーってば」
「いいか、お前は生きろ」
「うん」
それからあたしは頷くことしかできなかった。