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君の想い／明日

隆平と付き合って、3ヶ月も経たない日。
佑也が亡くなって、2回目の誕生日。

輝と智代と翔と彩花があたしを訪ねた。そのまま連れられて、佑也の家に行った。
１年前と同じ、輝の車でいくつも山を越えて佑也の家に行った。
１年前と同じ、佑也の家に着けば佑也の弟と妹……慶と香織が迎えてくれた。

止むを得ず、佑也の家に入った。

過去が蘇る。
溢れそうになる涙が、１年前の光景に後押しされる。

泣きそうになってるあたしに、慶が言った。

「兄貴はお前が好きだったよ」

そんなの知らない、聞きたくない。

そんな感情とは別に涙が溢れ出した。
嬉しくて、悔しくて溢れてくる感情が止まらなかった。

「あたしだって佑也が好きだよ!」