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佑也が言った、“傍に居る”“生きろ”今だから意味を理解できた。
あたしが佑也を忘れない限り、佑也はあたしの中で生きている、傍に居る。

だから、あたしは生きてるんだ。

佑也が居なくなって、何度も諦めようとした人生。それでも諦められなかったのは、佑也との約束があったから。佑也があたしの中で生きているから。佑也のことを忘れたくなかったから。

佑也の誕生日ケーキのろうそくはもう増えない。それでも、あたしの中の佑也への気持ちが増え続けている。
佑也が居なくなってから気づいた恋。佑也が居ない間に育った愛。やり場が見つからなかった。