君は私の太陽。【完】
*子犬なキミとの出逢い*





今年の春から私は高校2年生になる。



高校生活にもだいぶ慣れた方だ。



それから独りで居ることにも。



別に友達が居ないことに不便はしていない。



寂しくもないし、何より楽だから。



無駄な気疲れまでして、上辺だけの関係で居ることにうんざり。



だんだん生きていく中で、自然と人生には期待しなくなった。



いや、正しく言うと“信じる”を失ったのかな。



期待して傷つく馬鹿な私には、
もう二度戻りたくないんだ。



絶対に____。



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