君は私の太陽。【完】





「あー!!そうだ、一緒に帰りたくて!」

「は、断る。」

「えぇー…なんで!?」



そもそも今日初めて会ったし、名前も知らない。



何か企んでるなら尚更嫌。



それにやっと独りに解放されるというのに。



ずっと1日中付きまとうし。ウザすぎる。



「あ、待って!!」

「…離して。」



歩き出そうとすると、また腕を掴まれた。



子犬の力が強くて、私の力じゃ全く抵抗出来い…。



見た目は華奢な感じなのに…こんなに力が強いの?



「どうして俺を避けるの?」

「は、い?」



< 11 / 47 >

この作品をシェア

pagetop