君は私の太陽。【完】
「バーカ。」
「な、」
軽く指でオデコをデコピンされる。
「からかってないよ。全然。」
「嘘は…」
「友達になりたい。もっと知りたい。」
「なに言って…!?」
「これなら信じてくれる?」
どうして、そこまでするのだろうか。
皆から好かれてる彼が、普通の人間を構うの?
魅力的なとこなんて私には、何一つ無いのに。
「葵ちゃんみたいなツンデレな子好きなんだよね。」
「ツンデレって…」
ただ私は冷めてるだけだし。
しかも好きとか普通に軽々しく言うな…。