君は私の太陽。【完】
「ご、ごめんなさい…っ!!」
今にも泣きそうな顔して、走り去ってくリーダー。
残りの2人も後を追いかけていく。
た、助かった…。
でも今八神くんとふたりっきりは気まずい、、、。
「ごめんね…俺のせいで。」
「いや…八神くんのせいじゃないから!」
申し訳なさそうに私に謝る。
悪いのはあの3人だ。
なのに謝らせて、悪いことしたな…。
「じゃあ…俺先戻るね。」
「え?あ、う、うん…!」
予想外の言葉に思わず声が裏返る。
いつもなら一緒に教室戻るのに、スタスタと行ってしまう八神くん。
怒らせた、かな…。