君は私の太陽。【完】
「八神くん…どうして……」
ふたつのほっぺたを膨らませる、お茶目な八神くんに胸が熱くなる。
それは怒ってるつもりなの?
「んー、何でだと想う?」
「えっ!」
「さ〜ん、に〜い、」
えええっ!?どんどん数を数え始めた彼。
えっと…えっと…
動揺し過ぎて、一言さえも言葉が浮かばない。
「い〜ち、ゼロ!!時間切れ。」
「急過ぎますから…」
問題形式だなんて、誰にも想像つかないよ。
それに普通に会話出来てることが、衝撃過ぎて…
頭がついていかない。