君は私の太陽。【完】
それなのに私は馬鹿だ。大馬鹿だ。
勝手に傷ついて泣いたりして…。
いつだって八神くんは優しくて正直なのに、嘘ついて誤魔化してるのは私の方じゃんか。
悲しませるまで嘘ついて。
本当に私は最低な人間で馬鹿だ…。
君にちゃんと今すぐ謝らなきゃ。
「ごめんなさい…!!謝っても許してもらわなくていい…でも嫌いにならないで…っ?」
取り返しがつかなくなる前に、本当の気持ち言わなきゃ。
絶対に後悔する。
それだけ私を八神くんは変えてくれたんだ。
真っ暗な闇を太陽が、一つ一つかき消していくみたいに。