思い出

前までは5人でゲーム内でパーティを作って遊んでいたのだが私と、海斗がゲームをやり込みすぎて、他3人が２人のレベルについていけなかったりした。
だから、勝負をしても私か海斗が１位。
それだと楽しくないのでハンデなどを付けたりしたがそれでも負けたり、勝っても全然追いついて無く、私や海斗が、楽しくなかったりなどがあり、いつしか二つのグループに分かれていた。
だが、私達は帰る１時間前になるとゲームをやめてお喋りをする。
なんでもいいんだ。
恋愛相談でもいいし、愚痴ってもいい。
面白話をしてもいいし、人生について語るのもいい。
いつもそんな話をしていると楽しくて１時間なんかすぐにすぎる。
今日も帰る１時間前に勇気が合図を出した。
勇気｢１時間前〜！ゲームは？｣
４人｢｢やめる〜！｣｣
そういうとゲームで決着をつけだす。
海斗｢これ。最後にGETした方が勝ちだからな。｣
奏 ｢楽勝。｣
ピコン♪
奏の勝利。
海斗｢えぇぇ！！なんで！？｣
奏 ｢残念だったな。｣
海斗｢くっそぉ！！｣
勇気｢終わったか〜？｣
奏 ｢あ、うん！終わった終わった。｣
海斗｢また次する時は負けないからな。｣
奏 ｢ほんと？それは楽しみですね。｣
私はドヤ顔をしながら海斗に言う。
海斗はなぜ自分が負けたのか不思議に思いながらも、みんなと話すためみんなのいる方を向いた。
勇気｢んじゃ。話をしますか。｣
奏 ｢おぉ〜なにする？｣
蘭 ｢この間盛り上がった恋バナでもする？｣
大輝｢いいね！｣
勇気｢え...｣
奏 ｢勇気〜蘭がこう言ってるし...いいでしょ？｣
私がにやにやしながら言うと少し顔を赤らめて
勇気｢分かったよ！恋バナしよう！｣
蘭以外は、
勇気を見ながらにやにやしていた。
勇気｢おい、やめろぉ！｣
蘭 ｢そういえば私、勇気の好きな人知らない。｣
勇気｢え...！？｣
蘭 ｢教えてよ！｣
蘭は目をキラキラさせていう。
蘭は恋バナが好きだからだろう。
勇気｢えと...そ、それは......｣
勇気は私をチラチラ見て、助けを求めてきた。
私はやれやれと思いながら、
奏｢蘭〜♪そういえば私、蘭の好きな人しらないなぁ〜？｣
とからかい気味に言った。
そうすると蘭はいきなり顔を真っ赤にして、
蘭｢.........え！？ちょっ...奏ちゃん！？｣
と言った。
そんな蘭の反応にみな、
男子｢え！？いるの！？｣
と食い付いた。
蘭｢ふぇ！？あ...えと......｣
蘭も勇気と同様私をみて助けを求めてきた。
私はその姿が面白くて、
奏｢あははっ！蘭もそこの３人も必死すぎ。｣
そう笑った。
勇気と蘭は私を見て
勇気｢からかうなよ〜｣
蘭 ｢からかわないでよ〜。｣
と同時に言った。
それで２人は顔をまた顔を真っ赤にしている所を見て私はまた可笑しくなり笑ったのだった。