桜吹雪
彼女は色が白くどこか病的だった。

僕は彼女に話しかけた
「風邪をひくよ。」

いつもの僕なら絶対に話しかけることなどしなかっただろう。

ただの気まぐれだった

彼女はうっすらと目を開け僕を見上げた。
そしてそのままもう一度眠り始めた

僕は恥ずかしくなって学校への道を急いで歩いた。



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