笑いあればすべてよし!
そのあと天のつっこみとかが入ったりして…

いっぱい笑って悠の家に入る。

悠の部屋は面白いんだ!

ドアの上の壁っていうのかな?

そこにジグソーパズルが飾られてあったり、

てるてるぼうずが机においてある照明からつるされてあったりとか…

夏になってプールが始まったら絶対に「雨よふれ!!」とか

「雨の神よ、われの味方につきたまえ」とか書かれた紙が壁に貼られてあるんだ。

とにかくすっごく面白いの!!


「パンパカパーン!!第120回!!トランプたいかーい!!」


いきなり悠がいう。

びっくりしたなぁ…

そして天が、


「いや、違うから!そしてそんなにトランプした覚えないから!」


ってつっこむ。


「んー・・・」


あ、初登場かな。

今、言葉を発したのは華。

さっきまで悠の部屋のソファで昼寝中だったんだよ。


「あり?朱里ちゃん来てたんだ」


華は目を擦りながらいう。

なんでか華はうちのことちゃん付けで呼ぶんだ。


「はーいはい、静粛に!!今から第120「もうそのネタいいから。早く本題に入ろうね?」


天が悠の言葉を遮っていう。

天の顔はニコッていう効果音がつきそうな笑顔じゃなくて・・・

なんていうかズォオオオというか…とにかく怖い笑みでした。


「すんませんでしたぁあああああ!!!!」


悠はすぐ土下座をする。


「よろしい」


天はニコッと微笑む。

うちは天のこの笑みが好き。

ふんわりした雰囲気を纏ってて…

悠曰く心から許した人にだけ見せる笑みなんだって。

なんだか嬉しいなぁ…



< 2 / 6 >

この作品をシェア

pagetop