笑いあればすべてよし!
あーぅー…
頭痛いな…
とりあえず自分の名前…
悠。
うん、大丈夫
「ここどこだぁー…」
せっかくみんなで手、つないでたのに・・・
見事にばらばらになったなぁー。
とりあえず、と…
頭が痛い以外は…大丈夫か…
大工屋の娘が、こんなんじゃだめっしょ!
「よいしょっと。」
うちは立ち上がる。
すると、茂みの奥に誰か…倒れてる?
見覚えがある…
「……雪!?」
「ん・・・」
黒髪ショート。
男なのだが女にも見えないこともない。
そして行方不明になったはずの四人の中の一人なんだ…
「…寝てるだけか…」
安心安心…
うちは雪の髪を撫でる。
さらさらして気持ちいいなー…
「ん・・・悠?」
雪の髪を撫でてたら雪が起きた。
「…くすぐったいよ」
言葉通りに擽ったそうに雪はくすぐったそうに笑う。
かわいいなぁー
「というか、なんで雪がここに?」
「それはこっちのセリフだよ。…おれもよくわかんないし・・・」
「そっかー」
なんかみんなと騒ぐのもいいけど、
こんなほのぼのした時間もいいなって
がらにもなくおもっちゃったな。