裏切りげぇむ
「メキルマ。今考えたことがあるんだけど。」

なんか、こうやって呼ぶのに慣れている自分がいてこわい。


「……ん?なにー?」

なんだ、今の間。

「相手で、1人だけ殺したい場合はどうすればいい?」

「どうもできないよ。自ら人は殺せないのは分かってるでしょ?
さらに、論破タイムの使用でも、クラス単位だからねー?」


やっぱりか。



「ならいい。」


「よーし、じゃあ行くとするか!
俺と冬華は先頭切るから。
お前ら下っ端の方々は後からついてこい。」




チッ、取られたかよ。

「じゃあ、行くぞ。7組へな。」



取られたら、取り返すだろ。
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