裏切りげぇむ

「…あ…あ……」

目の前のみんなが敵のように見える。何を思って、私の前にいる？

「…やだ…やだ…いや……くるな…」



手と足が震える。
もう、制御が効かない…

私は何がしたい…、何が…


「冬華ちゃん…！？どうしたの！？」
ともかちゃんが私を気にかけてくれている…。


でも、私が、私がしたいのは…






やっぱり…分からない…







「それじゃあ、開戦するよー！どうどう！？みんな作戦練れたかな！？」

私はやっと気づけた。
私がしたかったこと。
何を思ってしたいのか。
全部！！