12月、想いは叶わないかもしれない。
「先生」

「ん?」

「しんどいので保健室に行ってきてもいいですか?どうせテストも受けないので」

「あー、いいよ」


朝比奈さん?

サボり?

なんて気楽なやつ。

わたしは煌陽のことで頭がいっぱいなのに。



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「見つけた」

「、、、咲璃」

「サボり?」

「ちげえよ、、、。お前こそサボり?」

「煌陽を探しに来たの」

「なんでココに来たわけ?俺がいるから?」

「まさか!ココに煌陽がいるとは思わなかった」

「びっくりしたよ、お前が教室に入ってきたとき」

「あたしもびっくりしたよ、見たら煌陽がいるんだもん」

「だよな、、、」
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