大好きな君へ。猫との日記を渡します。
「そして…彼方の家族がなんの手も施さないわけが無い。ということは手術やらなんやらして彼方は無事生き延びることはできるはずなの。」









そう。彼方が生きてくれる。死なないで済む。
そこまでは良かったんだ。









「けど…瑠璃は…あの子は…」
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