恩返しは溺甘同居で!?～ハプニングにご注意を!!

　昨日はうっかりソファーで寝てしまって、修平さんの手を煩わせてしまったことを反省した私は、今夜はソファでダラダラせずに早めにベッドに行くことにした。
　でも寝ることに決めたものの、修平さんの置き手紙にあったことが頭をよぎる。

　修平さんの部屋で寝て、ってお願いされたけど………

　ゆうべは不可抗力だった。でも、男性の布団に自ら進んで入るなんて私にはとても勇気のいることだ。たとえ私一人だけだったとしても…。

　っていうか、私が彼のベッドで寝てたら、修平さんはどこで寝るの？？
　一緒に？それともソファーで？そんなことしたら修平さんがちゃんと眠れないんじゃ……

　色々考えて頭がぐるぐるとしてくる。

　『やっぱり無理』と結論を出した私は、すごすごと自分のベッドへと入って眠った。