LOVE・GAME





それでも、得体の知れない胸のムカムカは収まることをしらない。


こんな経験、生まれて初めてだ。


なんなんだ立花陽。



「何なんだよ!?」



廊下で叫ぶ俺の声は、昼休み終了を知らせるチャイムに掻き消されたのだった。



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