Pretend♡lover







「藤原くん、大丈夫??」





「あ、うん。大丈夫だよ。ごめんねいつも僕のせいで騒がしくなっちゃって。」








「女の子たくさんで選び放題だね〜羨ましいかぎりです」






「ちょっと裕太郎!!!失礼じゃん!」








隼人は、梓が裕太郎のことを名前呼びしてるのに反応した。






「君たち、仲良いんだね」



「え!?まぁ、裕太郎とは生まれた時からの腐れ縁だからね!」




「まあ、そんなところだよ。」





「そっか。ごめんね!お邪魔して。あ、ちなみに君たちは一緒の班なんだよね?」





「うん。そうだよ!」








奏と裕太郎は不思議そうに隼人を見る。







「そっか!ありがとう。」









そういうと隼人は廊下を出た。






教室を出ていった隼人を裕太郎が追いかける。










「おい。」




「え、高浜…どうしたの?」




「いや…」






「高浜、山本さんをあまりいじめちゃダメだよ!羨ましいくらいだよ。優しくて、僕の周りの子みたいにしつこくなくてさ。」






笑顔でそういうと、そのまま去っていった。









< 18 / 35 >

この作品をシェア

pagetop