Pretend♡lover
今日から早速委員会が始まる。
クラス委員の集まりがあって、梓はそこに参加する。
「藤原くん!あの、クラス委員のことは本当にわからないから、至らないところがあるかもですけど精一杯頑張るのでよろしくお願いします!!」
「そんなかしこまらないで!山本さんはふたつもかけ持ちしてるんだし、無理しないで沢山頼ってね。」
「ありがとう…。頼りになるし、優しいね!」
梓はキラキラ輝く目と笑顔で隼人に返した。
憧れの隼人と一緒に活動できることが嬉しくて仕方ない。
一通りクラス委員の決め事や役割、集会のときに報告する内容などを確認し、この日は解散になった。
「山本さんって、字綺麗なんだね。」
「え!そうかな?」
「うん。すごく綺麗にまとめてくれて、確認しやすかったよ。」
「あ、ありがとう。」
すごく褒められ梓は思わず照れる。
「……ねえ!これから一緒に活動していくし、連絡先聞いていいかな?」
「え!?!?!?!?れ、、れ、れ、連絡先!?あ!あの!はい!!!!」
思いがけない進展に、戸惑いまくる梓。
「あ、ごめん迷惑だったかな?」
「そ!そんなことないです…ごめんなさい緊張してしまって…」
「緊張!?なんで?」
「え!?!?あの、気にしないでください!今のは忘れてください!!!」