Pretend♡lover
「ふぅ〜。緊張した。」
「おい。」
「え!?裕太郎!?!?」
改札出て少し歩いたところで裕太郎が待っていた。
「随分遅いじゃん。」
「あぁ、委員会が遅くなっちゃったんだ。」
「送ってもらったんだ。」
「そうなの!!聞いてよ!連絡先まで聞かれちゃってさぁ〜……!?」
梓の手を握り家の方へ歩き出す。
「ちょっ…裕太郎!?どうしたの?」
「なんでもない。」
「あの!!手繋いでる……」
「練習。」
「そっか…練習か…!うん、がんばる!」
2人は手を繋いだまま帰って行った。