Pretend♡lover
ガチャ
「よっ…え、、、」
「なによー!反応薄いね!頑張ったのに。」
いつも見ない可愛い格好をした梓に、
ドキッとして固まってしまう裕太郎。
「あ、いや。いいと思う。」
「可愛いかな?一応さ!デートだから、頑張ったんだよね…」
「今日のために?俺のために?」
「俺のため?まあ、そういうことになるね…うん。裕太郎とデートだもんね。あなたのためです。」
「そっか…。俺のため。。。可愛いね。似合ってる…。」
裕太郎は小さい小さい声でモジモジといった。
「え!?なに?聞こえない。」
「行こう!!もう、早く行こう!!」
「あ!ちょっと!!!」
裕太郎は照れ隠しのためにさっさと歩いてしまった。