Smile Days〜繋ぐ恋のバトン〜
「何?」

女の子は近づいてきて、俺の事を睨みつけながら

「蒼空に二度と水泳の話はしないで。それと、二度と近づかないで」

「何で?」

俺はただ、戻ってきてほしいだけなんだ

女の子ははぁとため息をついて

「あなたに、蒼空の気持ちは理解できない」

そう言った

俺に理解できない?

何を抱えているってゆうんだ

「どういう意味?」

「あなたにそれを聞く資格はないわ。とにかく、二度と蒼空に近づかないで」

そう言いうと、出口の方へ歩いていった

急に振り返って

「あ、盗み聞きじゃないからね。たまたまここにいただけだから。あと、私の名前は森 紅葉。ちなみに同じクラスだからよろしく。じゃーね」

そう言って出ていった

「一体何なんだよ」

俺は訳がわからなかった

俺はもう一度泳いでほしいだけなのに

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