クールな王子様に今日も恋してます〜この恋キミ限定〜





意外と彼の手は冷たくて、氷のようにひんやりとしていた。


こんなに冷たくて寒くないかな?


そんなことを頭の中で考えいると、いつの間にか彼が持っていたはずの飴玉を私が握っていた。



「えっ!?あ、あの…っ!」



慌てて飴玉から彼の方に視線を戻し話しかける。



でも話しかけた時には既に遅く、ドアの方へとスタスタと行ってしまう彼。


< 6 / 401 >

この作品をシェア

pagetop