クールな王子様に今日も恋してます〜この恋キミ限定〜





「も、もし…水瀬くん誰かと予定があったら悪いしー…それに断られたら悲しいし…」

「なに永絆は弱気になってんの!チャンスでしょ!?ほら、早く誘ってきなさい」

「うぅ……」



なっちゃんに背中を押され、渋々水瀬くんの席に向かう。



あ、あれ?水瀬くん目瞑ってる?



耳にイヤホンしてるってことは、音楽聴いてるのかな?



それだったら、今は邪魔しない方がいいよね。



後で時間見つけて、イルミネーションのこと聞いてみよう。



そう思いながら、背を向けた瞬間。



「話あるんじゃないの?」

「え……!」




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