クールな王子様に今日も恋してます〜この恋キミ限定〜
音楽を聴いているはずの水瀬くんに話しかけられ、慌てて振り向けば!
いつの間にか、イヤホンを片耳だけ外していて不思議そうに、こちらを見ていた。
「イ、イルミネーション行きませんか…」
声が小さく震えながらも頑張って、最後まで何とか言えた…!
「イルミネーション?俺と?」
「うん…もし予定が無かったらで大丈夫なんだけど…」
きっと水瀬くん人気だから、他の子にも誘われたりするだろうし…
断られちゃうよね…絶対。
それに彼女でも無い私とイルミネーションなんて…
「別にいいよ」
あっさりとOKをする水瀬くん。