クールな王子様に今日も恋してます〜この恋キミ限定〜





音楽を聴いているはずの水瀬くんに話しかけられ、慌てて振り向けば!



いつの間にか、イヤホンを片耳だけ外していて不思議そうに、こちらを見ていた。



「イ、イルミネーション行きませんか…」



声が小さく震えながらも頑張って、最後まで何とか言えた…!



「イルミネーション?俺と?」

「うん…もし予定が無かったらで大丈夫なんだけど…」



きっと水瀬くん人気だから、他の子にも誘われたりするだろうし…



断られちゃうよね…絶対。



それに彼女でも無い私とイルミネーションなんて…



「別にいいよ」



あっさりとOKをする水瀬くん。




< 63 / 401 >

この作品をシェア

pagetop