クールな王子様に今日も恋してます〜この恋キミ限定〜






『ありがとう』って、ちゃんとお礼が言えなかった…。



もしかしたら貧血気味の私を気遣って、この飴玉を彼はくれたのかもしれない。



次もまた……あの人に会えるかな?



イチゴの飴玉をキュッと強く握りしめ、次の駅に着くまで彼の背中をずっと遠くからただ見つめていた___。


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