例えば、XXとか。
epXX9→秘めた恋に永遠の契りを《最終話》
日常に戻るとやはり慌ただしい。
特に朝は……
「 あー!!」
「 なんだよ、朝から叫ぶな~ ゴキブリでも出たか?」
「 碧斗… またなの? 洗濯物入れる前に中を確認してよ! 私の下着が、大変な事になってるでしょっ 」
何回言えばわかるわけ?
私のと分けるのが普通なのにっ
私の下着が…… ブラが……
「 何、うるせ~ パンツくらい今度買ってやるから 」
「 そういう問題じゃないし、パンツじゃなくてブラが…… あんたの服に絡まってるんだから! どうしてくれるのよ、4000円もしたのに、ワイヤーが…… 傷むし!
型崩れするでしょー!」
「 あ~ うるせっ 」
こんのぉ~ 腹立つマジで!!
「 碧斗!」
「 お前が間違えて入れたんだろ、俺のせいじゃねーし、だいたい網に入れとけば問題なかったろ、お前が悪い 」
ダメだ、腹が立って…… もう……
「 大っ嫌い!」
貧乏性の私にとっては、石鹸同様に高い買い物だった。
言わば頑張った自分へのご褒美。
それをまた碧斗に……
怒りながら仕事へ、碧斗は大学へ。