例えば、XXとか。
epXX4→隠せない思いが誘う
碧斗の告白、それはとても切なく重く感じるものだった。
滉は思わず碧斗を抱きしめた。
「 …おい、滉、バカやってんじゃねぇよ 」
「 よしよし、碧斗… 俺はお前の味方だからな、心配すんな 」
「 いや、お前が心配だろ!離れろって!」
離された滉はオチャメに舌を出す。
そして真顔で言った。
奪い返せ、と。
「 取られたわけじゃないし、紹介したのは俺だし、もっとマシな事言えよ 」
「 ん~ 伊織ちゃんが俺となら良かったよなぁ
なんで俺じゃなくて優雅なんだ?」
「 見た目 」
「 はは~ そんだけかよ! だったら負けてねぇはずだけどな、俺は。彩膳はイケメンしか働けない難関条件だからな 」
はいはい、とあしらう碧斗。
本当にどうすればいいかと考えてみるも時間が過ぎるだけ。
二人は彩膳でのバイトがあるため、滉は一旦帰り、碧斗は寝ることにした。
何も考えずに……