諦めなければきっと……
卒業
私は無事、
卒業することが出来た...
あいかわらず
幼なじみの京介は
「あいつなんてやめて
俺を見ろよ」
と何回目だかわからないような
告白をしてきた
私はまた冗談だとおもって
軽く流そうとしたら
「俺さ、本気だから」
と、今までに見たことのない
表情に一瞬胸が高鳴ったが
『ごめん、わかったよ
京介のことは好きになれない』
“ でも、好きになってくれて
ありがとう ”
と言って
その場を立ち去る
そして、
大好きなあの人のところへ
足を運んだ...