諦めなければきっと……
「なんだろな、いつからか
おまえが大事な存在だと気付かされたよ」
『え、それって...』
「なんだよ、そんな目で見んな」
先生は少し照れたように言う
「お前のこと好きになっちまったよ」
私は気持ちが
嬉しい気持ちが溢れ出て
先生に抱き着いた
自然と涙を流した...
『せん、せ、せんせ...
わたし、もうダメかと思ったぁ...』
そう、
私はこれで最後だと思っていた
「俺もこんな奴に惚れるなんてな」
こんな奴って、なんだよ!
私が頰っぺを膨らませると
先生は
「わりぃ」
と、
笑みを浮かべた
そして...