浅葱色の魁
安心して頬が緩む


「伊東さん!陽乃!ありがとう!」


「俺の為でもあるから、気にするな」


「ええ、私も平助様といるためです」


「よくわかんねえけど、ありがとう」








松本医師から、近藤と土方へ


「本人が気にするほど酷い火傷ではなく
綺麗な体でしたよ!」


と、報告された








「平助!良かったな!」

「うん!生きた心地がしなかった!」



毛内と喜びを分かち合っていると



「貴方達、仲が良いですね」



伊東が邪魔しに来る



「伊東さん!平助の胸ってどんな感じ?」


毛内の質問に、一瞬目を開き


「大きくて綺麗ですよ」


と、話を始めたので

ドカッ ドカッ

平助が2人を殴る



「/////そんな話すんな!!!
あったまキタ!!」





怒ってその場を逃げ出した





後日





「ばぁか!俺も知ってるって分かれば
一緒にお前を守れるだろうが
つーか、伊東さんってさ
思ったよりいい人だし、何より
平助の事… 好きみたいで安心した」


「好き? …まさか」




〝前に、陽乃も似たようなこと言ってた
伊東さんは、そういう感じじゃないだろ〟






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