浅葱色の魁
屯所に到着すると
幹部らが、困惑の表情で出迎えた
「どうしたんだ?」
土方が陽乃に問う
沖田が、陽乃に騙されたと気づく
「平助君は?どこ?」
沖田が、陽乃の肩を掴む
「待て、総司
お前をここに連れて来た理由をまず聞こう」
「平助様からの指示です」
「意識が戻ったのか!?」
「いえ、変わりありません
ですが…左手が私に指示をしました
平助様は、いつも的確な判断をされます
沖田さんに危険がある、私に逃がせと」
「…別宅がバレてるってことか
チッ だから、見舞いを控えるように言ったのに!陽乃!お前は総司を頼む!
斎藤!平助を迎えに行くぞ!」
「はい!」
「あの状態の平助君が…
僕の危険なんてわかるの?」
「総司 あいつの危険を察知する能力は
ずば抜けてる
何度も目の当たりにしたからな!
こうなりゃ、動けないのがありがてぇな
無茶しなくて助かるってもんだ!」
ニヤリと土方が笑う
「だよな!平助の奴すぐひとりで突っ込む!
んで、やり過ぎる!」
永倉が笑う
「てめえも待ってる性分じゃねぇな」
「ああ 大事な弟分だからな
俺が担いで連れて帰る!」
「行くぞ!!!」
幹部らが、困惑の表情で出迎えた
「どうしたんだ?」
土方が陽乃に問う
沖田が、陽乃に騙されたと気づく
「平助君は?どこ?」
沖田が、陽乃の肩を掴む
「待て、総司
お前をここに連れて来た理由をまず聞こう」
「平助様からの指示です」
「意識が戻ったのか!?」
「いえ、変わりありません
ですが…左手が私に指示をしました
平助様は、いつも的確な判断をされます
沖田さんに危険がある、私に逃がせと」
「…別宅がバレてるってことか
チッ だから、見舞いを控えるように言ったのに!陽乃!お前は総司を頼む!
斎藤!平助を迎えに行くぞ!」
「はい!」
「あの状態の平助君が…
僕の危険なんてわかるの?」
「総司 あいつの危険を察知する能力は
ずば抜けてる
何度も目の当たりにしたからな!
こうなりゃ、動けないのがありがてぇな
無茶しなくて助かるってもんだ!」
ニヤリと土方が笑う
「だよな!平助の奴すぐひとりで突っ込む!
んで、やり過ぎる!」
永倉が笑う
「てめえも待ってる性分じゃねぇな」
「ああ 大事な弟分だからな
俺が担いで連れて帰る!」
「行くぞ!!!」