浅葱色の魁
三
将軍 徳川家茂の上洛に伴い
警護の募集が始まった
「俺は、行かない」
平助の一言に、皆が驚いた
「1番に行くと思った」
斎藤がポツリ
それに、激しく皆が同意した
「俺… 勤王派だから」
「そんなの関係ねぇって!
身分も前科さえとわねえらしいぞ!」
「俺、ここに来るのやめるよ
皆、京に行くんだろ?」
「すぐ行く訳じゃねえよ!
なんだよ!?平助…どうしたんだよ」
「ごめん… 帰る」
徳川の為に働くなんて嫌だ
政に関わらせるのが嫌だとか
適当な理由で俺を捨てて
都合が悪くなれば、拾いにくる
それに反抗した藤堂家は、バラバラ
嫌いだ! 徳川なんて!!!
警護の募集が始まった
「俺は、行かない」
平助の一言に、皆が驚いた
「1番に行くと思った」
斎藤がポツリ
それに、激しく皆が同意した
「俺… 勤王派だから」
「そんなの関係ねぇって!
身分も前科さえとわねえらしいぞ!」
「俺、ここに来るのやめるよ
皆、京に行くんだろ?」
「すぐ行く訳じゃねえよ!
なんだよ!?平助…どうしたんだよ」
「ごめん… 帰る」
徳川の為に働くなんて嫌だ
政に関わらせるのが嫌だとか
適当な理由で俺を捨てて
都合が悪くなれば、拾いにくる
それに反抗した藤堂家は、バラバラ
嫌いだ! 徳川なんて!!!