浅葱色の魁
近藤が開いてくれた宴中
外で揉め事あり、騒がしい声が聞こえた
2階から覗くと女が酔っ払いに絡まれているようだった
平助が手すりに足を掛けると
「おい!危ねぇから!!
ダメだぞ!平助!お前、丸腰は
ダメって、言ってんだろうがぁーーー!!」
土方がとめるのも聞かず
ヒョイ
2階から飛び降り、酔っ払いと女の間に
降り立った
「なんだぁ!?貴様!?」
「新選組 藤堂平助」
「新選組…ケッ丸腰じゃ怖くねえな」
「そう なら、掛かってきなよ」
「馬鹿!!挑発すんなって!!
ったく!!総司はまだか!?」
「うおりゃーーー!!!うっ……」
抜刀し、向かってくる酔っ払いの懐に入り
下から顎を押し上げ
足払いを掛けながら、刀を奪い
峰打ちする
「わぁーー!!さすが!平助君!」
「総司、遅ぇよ」
見回りに来た者に、酔っ払いを引き渡すと
「あのっ!ありがとうございます!!!
お礼に舞を披露させて下さい!!!」
女をジロリと見た後
沖田と顔を見合わせた
「「男」」
「クスクスッ 女形の舞をしております」
助けたのは、女ではなく男だった
外で揉め事あり、騒がしい声が聞こえた
2階から覗くと女が酔っ払いに絡まれているようだった
平助が手すりに足を掛けると
「おい!危ねぇから!!
ダメだぞ!平助!お前、丸腰は
ダメって、言ってんだろうがぁーーー!!」
土方がとめるのも聞かず
ヒョイ
2階から飛び降り、酔っ払いと女の間に
降り立った
「なんだぁ!?貴様!?」
「新選組 藤堂平助」
「新選組…ケッ丸腰じゃ怖くねえな」
「そう なら、掛かってきなよ」
「馬鹿!!挑発すんなって!!
ったく!!総司はまだか!?」
「うおりゃーーー!!!うっ……」
抜刀し、向かってくる酔っ払いの懐に入り
下から顎を押し上げ
足払いを掛けながら、刀を奪い
峰打ちする
「わぁーー!!さすが!平助君!」
「総司、遅ぇよ」
見回りに来た者に、酔っ払いを引き渡すと
「あのっ!ありがとうございます!!!
お礼に舞を披露させて下さい!!!」
女をジロリと見た後
沖田と顔を見合わせた
「「男」」
「クスクスッ 女形の舞をしております」
助けたのは、女ではなく男だった