浅葱色の魁
屯所に戻り、幹部のみで集まった
「平助君… こうなることをわかっていたと
いうことかい?」
沖田から、巡察の報告を受けた山南が
眼鏡を上げた
「わかってたっていうか…
もし、巡察する道がバレてるなら
1番襲いやすい場所は、あそこだ」
「襲って来なかったら」
「怪しい場所があと2つ思いついてたよ」
「そうなんですよ!
ここも来るかも!とか言って
2度程、警戒してましたもんね!」
「襲撃ってのは、計画的にをするもんだろ
わざわざ襲撃するって報せるんだ
こちらの事がまるわかりになっているから
バカにしてるつもりなんだろ
通常を演じておけば、油断する
油断していると、隙が出来る
俺がひとり動いてもみつからない
問題は、新選組の内情が…
筒抜けだって事だよ」
「山崎 それらしい奴は?」
「堪忍…」
「早急にあぶり出す必要がありますね」
「そうだな…」
近藤を始め、土方や山南も
平助の前では、粛清という言葉を
使わなかった
〝また、除け者か…
きっと… ここにいる全員が
1度は、粛清役をしているはず…
俺は… 認められてない
なのに、ここにいる…その意味は…?〟
「今日は、解散しよう」
近藤により
解散となった
「平助さん!」
七桜が、抱きつく
その近くで、陽乃が目をつり上げる
「七桜!!平助様から離れなさい!!!」
「あら!?男同士なのよ!?ね!?」
「女の也をして、ややこしい!!」
「はあ~」
大きなため息を漏らす平助に
2人が目を見張る
「お前ら、仲良くするんじゃなかったのかよ
考えごとしてたのに…
なんか、バカバカしくなった」
にこりと笑う
「よし!夕餉の支度するぞ!」
「「はい!!!」」
「平助君… こうなることをわかっていたと
いうことかい?」
沖田から、巡察の報告を受けた山南が
眼鏡を上げた
「わかってたっていうか…
もし、巡察する道がバレてるなら
1番襲いやすい場所は、あそこだ」
「襲って来なかったら」
「怪しい場所があと2つ思いついてたよ」
「そうなんですよ!
ここも来るかも!とか言って
2度程、警戒してましたもんね!」
「襲撃ってのは、計画的にをするもんだろ
わざわざ襲撃するって報せるんだ
こちらの事がまるわかりになっているから
バカにしてるつもりなんだろ
通常を演じておけば、油断する
油断していると、隙が出来る
俺がひとり動いてもみつからない
問題は、新選組の内情が…
筒抜けだって事だよ」
「山崎 それらしい奴は?」
「堪忍…」
「早急にあぶり出す必要がありますね」
「そうだな…」
近藤を始め、土方や山南も
平助の前では、粛清という言葉を
使わなかった
〝また、除け者か…
きっと… ここにいる全員が
1度は、粛清役をしているはず…
俺は… 認められてない
なのに、ここにいる…その意味は…?〟
「今日は、解散しよう」
近藤により
解散となった
「平助さん!」
七桜が、抱きつく
その近くで、陽乃が目をつり上げる
「七桜!!平助様から離れなさい!!!」
「あら!?男同士なのよ!?ね!?」
「女の也をして、ややこしい!!」
「はあ~」
大きなため息を漏らす平助に
2人が目を見張る
「お前ら、仲良くするんじゃなかったのかよ
考えごとしてたのに…
なんか、バカバカしくなった」
にこりと笑う
「よし!夕餉の支度するぞ!」
「「はい!!!」」