浅葱色の魁
それから、屯所に戻るまで
平助は、硬い表情をし無言を貫いた
屯所に戻ると
「「おかえりなさい!!!」」
七桜と陽乃の熱烈な出迎えに
やっと、ニコリと笑う
「ただいま」
「平助様!」 「平助さん!」
「なんだよ!気持ち悪ぃなぁ~」
2人に追いかけられながら
自室へ戻る
着替えを終え、広間へ
「平助 大丈夫か?」
近藤が、問うと
ぎこちなく笑い
開けられた沖田と斎藤の間に座る
「……」
床の1点を見詰め、口をモゴモゴさせ
しばらくして
やっと、発した言葉
「……ごめん
まだ、よく整理つかない」
「そうか 急いでねえよ
ゆっくりでもいい
だが、一人で抱えんな」
「大丈夫… 陽乃は、知ってる」
「陽乃さんがいて良かったですね!」
「うん…」
「なんか知らねえけど、辛気くせえのは
平助には、似合わねえぞ!!」
「言えてる!!」
「そうだ!!この前、平助は宴に参加出来なかったから、打ち上げしようぜ!!」
「良いだろう!明日は、宴とする!」
「「「「「よっしゃ!!!」」」」」
〝ここにいてもいいのか
なんて、悩むのを忘れるくらい
俺は、ここにいたくなる
新選組が、俺の誇りなんだ〟
平助は、硬い表情をし無言を貫いた
屯所に戻ると
「「おかえりなさい!!!」」
七桜と陽乃の熱烈な出迎えに
やっと、ニコリと笑う
「ただいま」
「平助様!」 「平助さん!」
「なんだよ!気持ち悪ぃなぁ~」
2人に追いかけられながら
自室へ戻る
着替えを終え、広間へ
「平助 大丈夫か?」
近藤が、問うと
ぎこちなく笑い
開けられた沖田と斎藤の間に座る
「……」
床の1点を見詰め、口をモゴモゴさせ
しばらくして
やっと、発した言葉
「……ごめん
まだ、よく整理つかない」
「そうか 急いでねえよ
ゆっくりでもいい
だが、一人で抱えんな」
「大丈夫… 陽乃は、知ってる」
「陽乃さんがいて良かったですね!」
「うん…」
「なんか知らねえけど、辛気くせえのは
平助には、似合わねえぞ!!」
「言えてる!!」
「そうだ!!この前、平助は宴に参加出来なかったから、打ち上げしようぜ!!」
「良いだろう!明日は、宴とする!」
「「「「「よっしゃ!!!」」」」」
〝ここにいてもいいのか
なんて、悩むのを忘れるくらい
俺は、ここにいたくなる
新選組が、俺の誇りなんだ〟